クレマチスの魅力は何といっても花の美しさ、豪華さ、色数・花形の多さでしょう。
一輪咲くだけで心が奪われるほど美しいクレマチス、多花性で壁一面に咲くクレマチス、八重咲きのクレマチス、チューリップの形をしたクレマチス、壺のようなクレマチス、低いところでのみ咲くクレマチス、バラにない青~紫系統のクレマチスなど様々な魅力をもっています
一輪咲いても美しい早咲き大輪系 美佐世
早咲き大輪系パストラーレ
多花性品種で1面に咲き誇ります
テキセンシス系プリンセス・ダイアナ
かわいいチューリップ型
園芸品種数の多さも魅力の一つでしょう。
またつる性植物のため、庭を立体的に演出することもできたり、狭い庭でも後ろからつるを伸ばしてくるなど工夫することで楽しみ方に幅があることも魅力です。
庭木に絡ませてもおもしろいです。
下の写真はオリーブに絡んでいるテッセンです。
まるでオリーブに花が咲いているようにみえます
オリーブに絡んでいるテッセン
大輪系の交配親であるカザグルマは日本が原産地であることから、日本の気候にもあっているのも魅力でしょう。
環境さえ合えば、クレマチスは種としてはかなり強く、害虫もあまりつかない育てやすい植物です。
また、ツルが3m伸びて高いところに花をつける品種から、30㎝くらいのところまでしか伸びない矮性品種などもあり、ベランダ園芸から広大な庭園まで種類を選べば誰でも楽しめるところも魅力でしょう。
花色は紫、白、ピンク、赤、青とあり、好みにより選ぶことができます。(一部原種で黄色の花が咲くクレマチスもあります)
クレマチスの魅力 まとめ
1.花が大きい、多花性の品種が多い
2.花の形が色々(大輪、中輪、八重咲き、チューリップ咲き、壺咲きなど)
3.園芸品種が多い(日本では1200-1300品種くらい)
4.咲く時期が色々(メインは4-6月 冬咲きもある)
5.つる性のため高いところに花が咲く
6.木立性や矮性もあり、好きな高さを選べる
7.種として強い、病害虫にかかりにくい
8.鉢植えでも育てることが出来る品種もある
9.バラとコラボできる、和洋どちらの庭にも似合う
10.挿し木が比較的容易ですぐに増やせる(挿し木増殖が難しい品種も一部あり)